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3歳

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【絵本選びのヒントに】3歳ってどんな時期?


出産や誕生祝い等の贈り物として選ばれることの多い絵本ですが、絵本選びって思ったより難しいと感じませんか?
そこで、小児科専門医の成田奈緒子先生に、3歳児について教えていただきました。
絵本選びのヒントを見つけてみてください!


2 歳にくらべて、3 歳は知能や体力がさらに成長します。
例えば、知能の面では、より複雑な文章が理解できるようになり、体力の面では、筋力が発達しからだのバランスもとれるようになります。
このような成長を土台にして、友だちとの関係をつくれるようになってくるのもこの時期です。
      

周囲の子どもとかかわりが生まれます

自分自身の気持ちをコントロールしはじめ、友だちとのかかわりもふえて世界がぐんと広がります。
相手の言っていることも理解できるようになり、共感するという気持ちが芽生えてきます。
そして、しだいに社会性が生まれて友だちとの遊びが第一になります。
この時期のポイントとして大切なのが言葉です。
  ママ、パパが話しかけて、買い物や散歩など日常の体験を通じて言葉を豊かにしてあげてください。
 「自分の思っていること」を伝えられるようになります。


基本的な生活習慣が身につきます

食事、トイレ、着がえなどの生活習慣が身についていきます。
ここでいちばん大切なのが早寝早起きです。
なるべく夜の9時くらいには寝て、朝7時~ 8時起床が理想的なリズムです。
朝食の時間までにきちんと起きると、食事、トイレなど基本的な生活習慣が身につけられます。

「なぜ?」「どうして?」を連発

3歳になるとさらに好奇心が旺盛になり、散歩をしていてもおとなでも気がつかない小さなものを見つけて、「これはなあに?」と聞いてきます。
そんなときはわかりやすく答えてあげてください。
親が答えてあげることで物事を理解して、言葉の数もふえていきます。
このような体験は、将来の知的好奇心にもつながります。

「自分でやりたい!」気持ちがさらに前面に

2歳から芽生えた自立の芽は、さらに強くしっかりと成長していきます。
しかし2歳のときと同様に、「自分でやる」ことが思い通りにいかず、かんしゃくを起こしてしまうこともあります。
そのようなときは、「自分でやりたい」という意欲を大切にして、子どものがんばりを認めましょう。
そしてママ、パパがタイミングよくサポートしてあげることが大切です。
「自分でやりたい」という気持ち、自立の芽を大切にしましょう。


(文/ポプラ社『あつまれ!げんキッズ3さい 』より抜粋)


     

『あつまれ!げんキッズ3さい』監修 成田奈緒子先生

(文教大学 教育学部 特別支援教育専修 教授・小児科専門医)




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