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1歳

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【絵本選びのヒントに】1歳ってどんな時期?


 出産や誕生祝い等の贈り物として選ばれることの多い絵本ですが、絵本選びって思ったより難しいと感じませんか?
そこで、小児科専門医の成田奈緒子先生に、1歳児について教えていただきました。
絵本選びのヒントを見つけてみてください!


からだつきもしっかりして、おすわりからはいはい、そして歩いたりと、行動範囲が広がる1 歳さんは、いろいろなことに興味を示すようになります。
世界が広がることにより、男女の差もあらわれてきます。
男の子は自分の世界にはいりこんでひとり遊びを、女の子は相手と言葉をかわしながら遊ぶことを好むようになります。
また、好ききらいがはっきりするのもこのころです。

感覚の基礎がほぼ完成

1歳になると、生まれたばかりのころから発達してきた、見る、聞く、ふれる、味わう、においをかぐなどの感覚の基礎がほぼ完成し、生まれたころは約400gだった脳も倍くらいの重さになります。
わずか1年の間に赤ちゃんがどれだけ成長したかがわかります。
そして、周囲のおとなのしぐさをまねたり、人見知りや後追いをしたりといった0歳児にはない行動もふえてきます。
また、手や指も発達して、親指と人さし指でものをつまんだり、なぐり描きができるようになり、できることの範囲がぐんぐん広がります。


いやいや期に突入

 感覚が発達するにしたがって、「これはしたくない」「強制されたくない」という子どもの意思もはっきりしてきます。
それが「いや」という意思表示となります。
「おむつをかえようか」「いや!」「おふろにはいろうか」「いや!」など、子どもによっては「いやいや」が激しいこともあり、
 0歳児とはちがい根気を持って子どもに接することが必要になります。
積極的にコミュニケーションをとり、いやいや」の原因を取りのぞきましょう。

運動能力もアップ

からだの筋肉を動かすことも1歳くらいになると、おとなに近い状態まで完成されます。
手と足の動きが連動して、足の筋肉がついてくると、つかまり立ちをして、やがてつたい歩きもするようになります。
さらにからだのバランスもよくなり、転んだときに手をだす姿勢がとれるようになります。
この時期からさらに運動機能を高める遊びをすると、こころの発達にもプラスになります。

意味のある言葉をしゃべるように

10か月ごろになると、おとなの言葉が理解できるようになってきます。
  そして1歳になると「まんま」などの意味のある言葉を話せるようになります。
子どもが感じていることに共感してこたえてあげることで、さらに言葉の基礎となるコミュニケーション能力を育みます。
1歳になったら、言葉をつかったやりとりをどんどん楽しみましょう。

(文/ポプラ社『あつまれ!げんキッズ1さい 』より抜粋)


     

『あつまれ!げんキッズ1さい』監修 成田奈緒子先生

(文教大学 教育学部 特別支援教育専修 教授・小児科専門医)

              

    

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