「これ、おもしろい!」が原点。
発想力、思考力、行動力―
すべては好奇心から生まれる。
ノーベル物理学賞・梶田隆章氏インタビュー
「科学的に考えるとは」
曾祖父のために新聞の字を拡大できるアプリを開発したプログラミング好きの高校生、数百万する装置を3万円で手作りし「火星の水」を研究した定時制高校の科学部――オリジナリティ溢れる研究で賞を獲得した10代の若者たちは、どう好奇心を育み、新しい考えを形にしたのか。世界的に著名な研究者にも取材し、科学的に考える力の育み方を考える。
仮説を立て、実験し、検証するのが科学の方法だ。科学の方法は新たな発見をもたらす方法として発展してきた。どんなスポーツも、どんなビジネスも、他の人と同じことをやっても競争相手に勝つことはできない。だからこそ新しさが求められる分野で、科学の方法は特にその威力を発揮する。(あとがきより抜粋・編集)
◎目次
1 落ち葉に裏向きが多い理由を探った
ファンタジー小説好きの高校生
2 不登校を経て、世界初となる
数学の証明に挑んだ高校生
3 曾祖父のために新聞の字を拡大できる
アプリを開発した高校生
4 ゴミとして捨てられるおがくずで、
断熱材を開発した6名の高校生チーム
5 数百万する装置を3万円で手作りし
「火星の水」を研究した定時制高校の科学部
6 国際生物学オリンピックを経て、
YouTubeでゲーム実況もする研究者
7 高校時代に麹菌を研究し、
東大理学部からコンサルタントに転じた会社員
8 蚊に刺されやすい妹のために蚊を研究し、
コロンビア大に進学した大学院生
9 科学的に考えるとは
東京大学宇宙線研究所教授 梶田隆章さん
10 好奇心の種がなければ、花も咲かない
米テキサス大学オースティン校冠教授 鳥居啓子さん
コラム1 スーパーサイエンスハイスクールとは
コラム2 科学コンテストとは
◎プロフィール
緑慎也:サイエンスライター。1976年、大阪生まれ、福岡育ち。出版社勤務を経て、フリーランスとして、週刊誌や月刊誌などにサイエンス記事を執筆。著書に『認知症の新しい常識』『消えた伝説のサル ベンツ』、共著に『山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた』など。- シリーズ
- ポプラ新書
- 著者
- 著:緑 慎也
- 発売年月
- 2023/01
- ISBN
- 978-4-591-17602-3
- 判型
- 新書判
- サイズ
- 173mm ×108mm ×12mm
- ページ
- 247ページ
- 主な対象年齢・学年
- 高校, 一般
- ジャンル
979円(税込)
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