戦国人物伝 結城秀康
徳川家康の次男として生まれた秀康は、武芸に秀でた少年だったが、母の身分が低かったこともあり、家康の後継者とはならなかった。天下を統一した豊臣秀吉に家康が臣従したため、人質として秀吉の養子となる。その後さらに、関東・下総の名門、結城家の婿養子となる。秀吉の死後、天下を二分した関ヶ原の戦いの際には、家康に敵対する上杉景勝を牽制する大役を果たした。その功績で、越前六十八万石へと国替えとなり、新しい国造りに力を注ぎ、福井藩初代藩主となる。
また、弟の徳川秀忠は、二代将軍となってからも、兄・秀康への尊敬を忘れず、越前松平家(秀康は結城から松平に復姓)を「制外の家」(制限を受けない家)として特別に扱った。
徳川家康、豊臣秀吉、結城晴朝という三人の父を持ち、数奇な運命を生き抜いた武将の生涯を描く!- シリーズ
- コミック版 日本の歴史
- 著者
- 監修:加来 耕三
原作:後藤 ひろみ
漫画:中島 健志 - 発売年月
- 2023/09
- ISBN
- 978-4-591-17886-7
- 判型
- A5判
- サイズ
- 217mm ×155mm ×13mm
- ページ
- 127ページ
- 主な対象年齢・学年
- 小3, 小4
- ジャンル
- 図鑑・学習, 伝記・ノンフィクション, 図書館向け商品
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