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ルイジンニョ少年

1970年に刊行された角野栄子先生のデビュー作を、国際アンデルセン賞・作家賞の受賞を記念して復刻。

1959年、自費移民としてブラジルへ2か月の船旅を経て渡航し、2年間滞在した経験をもとに、ポルトガル語を教えてくれた同じアパートの少年ルイジンニョをはじめ、多様な人々との生き生きした交流をみずみずしい筆致で描いた、角野文学の原点と言える貴重な作品。
巻末に、当時を振り返り、またその後の作家としての歩みを綴った書きおろしエッセイを収録。

<作者:角野栄子>
1935年、東京生まれ。早稲田大学教育学部英語英文科卒業。1970年、ブラジルでの体験をもとにした『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』(ポプラ社)でデビュー。『魔女の宅急便』(福音館書店)で野間児童文芸賞と小学館文学賞を受賞するなど受賞多数。『スパゲッティがたべたいよう』(1979年刊)に始まる「小さなおばけシリーズ」はじめロングセラーの作品は数多く、自選童話集「角野栄子のちいさなどうわたち・全6巻」(以上ポプラ社)も刊行されている。2018年、国際アンデルセン賞・作家賞を受賞。

シリーズ
単行本
著者
文:かどの えいこ
絵:福原 幸男
発売年月
2019/01
ISBN
978-4-591-16118-0
判型
B5変型判
サイズ
223mm ×178mm ×22mm
ページ
133ページ
主な対象年齢・学年
小5, 小6, 中学, 高校, 一般
ジャンル
読み物

1,980円(税込)

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