【シリーズ第46巻】
日本で初めての女性オリンピックメダリストの壮絶な生涯!
1928年アムステルダムオリンピック――。
オリンピックでは、この大会ではじめて、陸上競技に女子選手が参加できるようになりました。
日本から出場した女子選手は、人見絹枝ただ一人。
当時21歳だった彼女は、国の期待を一身に背負い、100メートル走に出場します。
しかし、金メダルを期待されていたにもかかわらず、まさかの予選敗退……。
泣きながら一夜を明かしたあと、念のために選手登録していた800メートル走に出場することを決意。
のちに「死の激走」と言われる壮絶な戦いをくりひろげました。
800メートル走で見事銀メダルを獲得し、一躍英雄となった彼女は、帰国後、女子スポーツの普及に力を尽くします。
女性競技者への偏見、大きすぎるプレッシャーを背負いながらも、国民の期待に応えるため、また、女性のスポーツ振興のために、命を削って闘いぬいた女性の一生を通して、女性の生きかたを考える一冊。
☆巻末には、オリンピックの歴史や当時の時代背景など、充実した記事ページが入り、調べ学習にもおすすめです。
■「コミック版 世界の伝記」シリーズ
国内外の偉人たちの有名なエピソードだけではなく、子ども時代や関わった人たちを読みやすくまんがで紹介。巻末には、企画記事ページがあり、偉人たちの生きた時代の解説や発明、発見物をわかりやすく解説しています。特徴としては、「マリア・テレジア」など女性を主人公にした作品も多く、女の子にも大変人気があります。
『コミック版 世界の伝記』シリーズはこちら- シリーズ
- コミック版 世界の伝記
- 著者
- 漫画:藤丘 ようこ
その他:こざき ゆう
監修:小原 敏彦 - 発売年月
- 2020/04
- ISBN
- 978-4-591-16604-8
- 判型
- 菊判
- サイズ
- 226mm ×161mm ×19mm
- ページ
- 126ページ
- 主な対象年齢・学年
- 小3, 小4
- ジャンル
- 学習, 伝記・ノンフィクション
1,045円(税込)
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